「積み木の家」短編アニメーションを鑑賞
このビデオを見て、みなさん学生は何を感じますか。
人は,一生の中で,その時その時,いろいろな人との出会いがありその影響を受けながら生きていく。ある時ふと,あの人の影響を大きく受けた,その影響が今の自分の一部になっている。なんてことを人は思うことがある。言うまでもなく人は日々常に他人との関係の中で生きているのであるが,そのことをただ意識していないだけである。
過去の思い出は,どんなに楽しい思い出でも,またどんなに悲しい思いでも過去の出来事として思い出される。その時の強い正,負の感情は意識的には理解できも同様な感情を伴って思い出されることはない。過去のある時,ある時点での出来事になっていく。しかし,もし,その出来事を感情を伴って現在今でも現れるとすれば,その記憶である出来事は過去の話ではない。いわゆるそれはトラウマ(心的外傷後ストレス障害)となって自己の現在の生活でストレスを生んでいることになる。そのことで,今も心が乱れ,精神的にも生理的にも何らかの障害を生じているとすれば,その解決か解消が必要になる。
この講義の目標は,心身的な自分と発達途上にある自分について,自分の置かれている環境を熟知することによって,人間関係の視点から自分(自己)を見つめ直すことである。言い換えると,心身共に健康的で,前向きに生きていくその指針の獲得を目標としている。
次に,Eriksonのライフサイクル論について学ぶことにする。(テキストP7 人間発達参照)
課題 今の自分(自己)に一番影響を与えて人は誰、その人からどんな影響を受けたのでしょうか。エピソード(具体的な出来事)を交えて語ってください。
締切厳守5/8 PM 5:00